優しいゴリラのマネーブログ

さよならマイカー。車売却のイロハ。

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こんばんは、優しいゴリラです。
いつもの投資からは少し外れますが、車の投資についてです。
結論を先に書くと、ヤサゴリはマイカーを手放すことに決めました。
今回はその経緯と最終的な結末についてお伝えします。

 

車の売却に至った理由

ヤサゴリは乗り物が大好きです。
ヤサゴリパパが車好きだった影響を受け、大学生の時に免許を取得。
実家の車もスポーツカーだったこともあり、よくドライブに行っていました。
そして興味は車だけでなくバイクにも広がり普通2輪免許を取得。
バイトで貯めたお金で中古バイクを購入。
さらにそのまま教習所に通い続けて大型2輪免許も無事ゲット。
社会人になり中古バイクを売却して新車で大型バイクを購入。
実家を出てから冬場に雪が降ったことを考えて車も購入…

そんな乗り物大好きなヤサゴリですが、引っ越しをしたタイミングでバイクを手放し。
そしてついに、車も手放すことになりました。
その最大の理由は

転職に伴う生活スタイルの変化

です。というのも

  • 今の職場は車通勤OK。朝の通勤時は小一時間でいける。
     →都内勤務に。駅から地下道通れば会社に行ける。
  • そうなると車に乗るのは土日のみ。
     →夫婦揃って定期券があるから、都内へのお出かけは電車で行ける。
  • 一方、給料は長期的な目で見ると若干下がる。
     →今の車を維持し続けるのは、家計の重しになりかねない。

であれば、いっそのこと売却もありでは?となったわけです。

 

車の売却手順

売却手順ですが、ヤサゴリが実際に行った手順はざっくりこんな感じです。

  1. 中古車サイトで販売相場の確認
  2. 買取サイトで買取相場の確認
  3. 一括見積もりサイトで申し込み
  4. 連絡がきたところからブッキング
  5. 実車で見積もりを取ってもらう
  6. 売却!

それでは順番に見ていきましょう。

1. 中古車サイトで相場の確認

中古車販売サイトは当然中古車を購入する人たちが見るサイトになります。
中古車を買うときはだいたいこの2点を確認することが多いです。

  • 登録年度
  • 走行距離

自分の持っている車の情報を入力することで、だいたいいくら位で販売されているかがわかります。
販売するわけですから、買取価格が販売価格を超える訳がありません
これで売却時の上限価格がだいたいわかります。

2. 買取サイトで買取相場の確認

続いて、実際に売却した時の買取相場を確認しておきます。
こちらを確認できるサイトが少ないですが、「買取相場 車」あたりでググると色々と出てきてくれます。
相場がわかっていれば、提示された額が妥当かわかりますね。

ただ、残念ながら高年式の(つまり新しい)車は情報が少ないため買取相場が出てこない場合があります。

3. 一括見積サイトで申込み

買取相場の確認まで済んだら、いよいよサイトに登録です。
見積サイトは様々なものがありますが選ぶポイントは登録会社数の多さです。
登録会社の数が多ければ、査定の段階で競合をかけることができます。
査定をしてくれる会社が少なければ競合にならず、値段もあまり伸びません。

 

会社数の多いサイトを選ぶデメリットは電話の数が多いことですね…
今どきなんだからメールでやってくれ、とは思うものの…こればっかりは仕方ありません。
同じタイミングでかかってきたりして出れなくても、時間をおいて何度でもかけなおしてきてくれます。
1つの漏れもなく全部受けましょう。

4. 連絡がきたとこからブッキング

電話がかかってきたら、希望の日時で予約をします。
土日はどこの会社も混んでいるので、希望日時での予約が難しいです。
そのため、平日に予約をすることをお勧めします
平日であれば割とどの会社も希望の時間で対応してくれます。
なお、査定はそれなりの時間がかかるので3時間くらいはみておいた方がいいかもしれません。

 

予約の際は、すべての会社に同じ時間でお伝えしてください。
3. でも書いた通り、競合させるのが買取価格を高くするポイントです。
会社によっては競合お断り…と言ってくるところもありますが、気にせず競合させちゃいましょう。

5. 実車での見積もり

査定当日になったら、車の中の荷物を一通り出しておきましょう。
査定ではエンジンルームやダッシュボードなど、細かいところまでチェックされます。
荷物があると邪魔ですし、売却の時に忘れ物があっても困ります。

逆に、鍵や渡せるオプションパーツは忘れずに載せておきましょう。
その分で値段が上がることもあります。

見積もりの流れですが、ヤサゴリの時は8社お呼びしての査定でこんな感じでした。

  • 車の査定、チェック ~45分
  • 本社に情報送信、返答 ~45分
  • 各社見積もりの回答 ~15分

結構時間がかかります…
見積もりの回答時のポイントが2つあります。

 

①最低希望金額を先に伝えておく

 会社によっては先に聞いてくれる場合もありますが、こちらの希望金額は早めに伝えておいた方がいいです。
具体的には査定を行って本社にデータを送る前
このタイミングで伝えておくと、希望金額が反映された回答が本社から送られてきます。
そうすることで見積もりの回答までの時間を早めることができます。

 

ちなみに、ここで伝える金額は少し強気でも問題ありません
あくまで参考値として伝えるだけなので、希望額を言えばよいのです。
ヤサゴリの場合は買い取り相場+20万の値段を伝えておきました

 

また、5月頃だとちょうど自動車税が届いている頃かと思います。
当然こちらも車に付けて渡してしまいましょう。

 

②オークション形式はやめた方がいい

よく、値段を吊り上げたいがためにオークション形式を選択する人がいます。
ですが、これはお勧めしません。
というのもスタート時の値段が低くなります。
オークションで高値から始まることはまずないですよね?
すると、高値を付けようと思っていた会社は低い方にそろえてしまいます。
これだと、時間をかけたにもかかわらず結果安値で終わってしまうかもしれません。

 

これを防ぐには、全員同時回答形式です。
頂いた名刺を一度お返しし、名刺の裏に各社回答金額を記入してもらいます。
全員記入が終わったら、一斉に値段を提示してもらいます。
こうすることで、絶対に高値で買いたい会社は通常よりも高い金額を提示してくれます。
また、オークション形式と比べて一発で回答が出そろうので時間があまりかかりません。

 

回答時には、「売却金額」だと保険やら何やら引かれた実費がわかりづらいので「銀行への振込金額」を提示してもらいましょう。

 

6. 売却のための契約書作成

契約書を作成する際に必要となるのが、実印です。
また、実際に売却する際には印鑑証明が必要になりますので、役所に行って準備しておきましょう。

 

ヤサゴリの売却実績

と、ここまでイロハを書いてきましたが実際ヤサゴリの売却はどうだったんでしょうか。
答え合わせをするため、電話で車検証記載事項と走行距離を伝えることで見積もりを取ってくれる某メーカーにも当日査定をお願いしていました。

結果は…

  • 某メーカーの電話見積もり結果:210万 (←予想ドンピシャ)
  • ヤサゴリの最低希望買取額: 230万
  • 実際の買取額:255万!

なんと電話見積もりの45万円UPで売却することができました!
この差はめちゃめちゃでかいですね!

そして何より驚いたのは、ヤサゴリの予想売却価格。
まさかの金額までドンピシャ正解をたたき出しておりました(笑

実際に名刺に書いていただいた金額はこんな感じです。

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ここには載せられませんでしたが一番安いところは240万くらいだったので、振れ幅としては15万円くらいあったわけですね。
これだけ価格が振れることを考えると、やはりたくさんの会社に見積もりしてもらうのがいかに大事かがよくわかります。

 

まとめ

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今回は久しぶりに投資ではなく、車に関するネタを書いてみました。
ヤサゴリも値段の振れ幅はあるだろうと予想していたものの、まさか45万も差がつくとは…正直予想外でした。
実は買取サイトを使っての売却は今回初めてだったんですが、かなりうまく進めることができました。
生活サイクルの変化に伴い車を売るよ、って方は是非今回の手順で実践してみてはいかがでしょうか。

それでは!